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入場無料

オープニング特別ダンス公演:浮花/フローティング・フラワーズ

蔡博丞(ベンソン・ツァイ)
ジャンル
ダンス
日時
2021.10.30 (土) 15:30開演 GMT+9
会場
東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 1階 アトリウム
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民間信仰にある灯籠流しのイメージをコンセプトに創られたこのダンスは、新鋭の振付師である蔡博丞(ベンソン・ツァイ)が、人生のステージの変遷や、悲しみや喜びに溢れた感情、自分ひとりでは成し遂げられなかった数々の瞬間など、人生におけるさまざまな体験を通して得られた感覚を表現したもの。ただ心を信仰にゆだねることしかできず、水の流れが希望を遠くへと押し流すにつれて、まだ見ぬ未来への畏怖を消し去ることができるということを表現している。
かつてツァイは「振付は、命の輝きと哀しみを私自身に見つめさせるもの。『浮花/フローティング・フラワーズ』では、人生が存在する意義を問い直す。複雑に入り組んだ耐え難いほどの苦境を潜り込ませており、詩を書くのと同じように、この矛盾を淡々と、しなやかなスタイルで皮肉とユーモアによって解釈している」と語っている。
人生には心配したり恐れたりしたことがあったかもしれず、もがきや抵抗があったかもしれない。ツァイの舞台は、アイロニーとユーモアにより、現実の困難な境遇にあり、人はどのように振る舞うのかを対比させる。
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 蔡博丞(ベンソン・ツァイ)
蔡博丞(ベンソン・ツァイ)
振付師、プロのダンス教師。現在はB.DANCEのアートディレクター。台湾高雄出身。左営高校卒業後、国立台北芸術大学に進む。在学中、奨学金を得て、ニューヨーク州立大学パーチェス校で学ぶ。作品は自身の人生経験を取り入れたもので、細やかな感性の中にもユーモラスが感じられる。ダンスボキャブラリーはユニークで、その限りなく多彩なスタイルは、劇場、ダンス、そして極限の身体の動きをも融合する。2010年、International Dance Camp for Youth台湾代表の一人に選出。2010-2017年には、客員振付師として、スイス・ルチェルン劇場、ドイツシュツットガルト・ゴーティエダンスカンパニー、雲門舞集(クラウド・ゲート)、高雄シティバレエ団、長弓舞踏劇場(Chang Dance Theater)、高雄春天芸術節(スプリングアートフェスティバル)、左派舞踏協会、爵代舞踏劇場(Juedai Contemporary Jazz Dance Theater)、紅瓦民族舞団(Honwa folk dance troupe)......等、台湾や世界各地から数々の招聘を受ける。B.DANCEの立ち上げ後、ドイツ、チェコ、スペイン、 イギリス、イスラエル、デンマーク、フランス、中国、香港、イタリア......等で公演を行う。また、世界的なコンペティションで多数入賞したほか、著名なダンスカンパニーからも好評価を得ている。
振付|蔡博丞(ベンソン・ツァイ)
ダンサー|小林萌、酒井直之、鶴家一仁、冨永藍音、内藤治水、仁田晶凱、畠中真濃、林田海里
制作|田野入涼子、豊田ゆり佳